金持ち父さん 貧乏父さん  〜どうも貧乏父さんです〜

こんちゃ、クズサラリーマンです。
先日上司との評価面談が開催され、戦力外を宣告されるのかなって思っておりましたが思いの外普通でした。

一安心です。



本日ネット記事で見たんですが、
「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者 ロバート・キヨサキさんが経営していたRICH DAD社が破産したそうですね。


僕もこの本読んだんですけど、あんまり良さがわからなかったんで、続編の「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 」ってやつも買って読んだんですよ。

それでも良さがわからなかったんで、セミナーにも2回行ったんですよ。




あまり感動は覚えなかったってのが率直な感想です。


決して否定している訳じゃないよ。
いいこと言ってるんですよ。まっとうな事をね。




金を稼いで稼いだ金で生きていくのが貧乏父さんの生き方。
著者は働いても、働いても、一向に資産が貯まらないこの状態の事をラットレースと呼んでいました。
生きていくためだけに働いて、生きていくためにまたお金使って、生きていくためにまた働いてっていうのがゲージの中でくるくる走っているネズミと一緒だって言って名付けたみたい。
僕らサラリーマンはゲージの中でくるくる走りまわっているねずみと一緒なんですよ。
泳ぐのやめたら死んじゃうマグロみたい。



本の中身を要約すると

「金もらうために働いてんじゃねー!金は働かせるもんなんだよ!
無駄なモノに金を使ってんじゃねーゴミ野郎!資産を買え資産を!
資産は価値がある!安い不動産を買って高く売れ!不労所得が得られるモノを買え!
不労所得で得られる収入が貴様の生活費を超えたとき!貴様は働かずに生きていくことができる!わかったかゴミ野郎!
わかったらさっさと軍手を道に落とす作業に戻れ!蛆虫野郎!!」


って感じだったと思う。


これ読んで「よっしゃ資産運用について勉強してみよう!」「ファイナンシャルプランニング技能士になるべさ!」ってなる人には
有益な本だよね。


でも、本一冊読んだだけで本格的に勉強を始めて利益出せる気概のある方には既知の事実だったりするんじゃない?

まぁそういう考え方があるっていうことを学ぶ上では役にたつんだろうね。






ちょいと話ズレるけどね。僕昔から思っている事があってさ。


こういうさ、大成功した人のハッピーバラ色ビクトリーロード解説書って学ぶべきことも多いとは思うんだけど、反面ちょいと危険だよね。


挑戦せずして成功はないけれどもさ
努力せずして勝利はないけれどもさ
夢を見すぎて現実を知らないのは罪だよね。


だって挑戦する人たちの大多数は失敗してんだよね。




プロ野球選手を目指して小中高ずっと野球しかしなかった人間のうち何人が脚光を浴びて優雅な生活ができるかって話よ。
野球しかしてこなくて、芽が出なかったらどうすんのって話。

賭けはときとして代償が大きすぎる場合があって、代償が大きい賭けに限って
先天的要素が大きかったり、偶発的要素が大きかったりする場合が多い印象を受ける。




賭けをやる前に、現実を直視して、セーフティーネットを構築するべきであると思う。

部活は一生懸命やるべきだよ、学校の勉強では得られないものがたくさんあるもん、でも最低限の勉強くらいはしといたほうがいいってこと。


自分よりずっと勉強してるプロの投資家でも破産している人は沢山いるし
サクセスした人間の影には大多数の破産した人が隠れていて、彼らを待っている現実は目も当てられないものだよって事。




僕も学生時代に起業の真似事ををしたことがあるんですよ。
全くダメでしたからね。自分でお金を生み出すがこんなに難しい事なんだって痛感しました。




努力はするべきですが夢を見すぎるのは危険です、身の丈にあった生活をしますよ。僕はね。
起きて一畳、寝て半畳。


…逆や!起きて半畳、寝て一畳!


当分サラリーマンとして精一杯頑張ります。
そのうちガード下の屋台でクダを巻きながら一杯やってみたいと考えています。
誰か一緒にやりませんか?
そこで美人OLと意気投合するかもしれんしね。




来週も仕事頑張るぞーーーーー!