独裁国家について〜EXECUTIVE的考察・おまけ〜

さて、前回の日記の続きです。







前回の日記とは多少話がズレますが、少しだけ面白いと思った話を。


どうやら金日成ってもともと中国の旧満州の人らしいです。
そんでもって本名は金聖柱(キムソンジュ)って名前だったそうな。

金聖柱は、中国共産党に入党して日本軍と戦っていたそうです。
その後、日本軍に追われ、北上、ソ連軍のキャンプに身を寄せ、ソ連軍の大尉になったそうな。

そうこうしている間に日本の敗戦。
朝鮮半島は日本の植民地だったから日本の敗戦と同時に、ソ連軍は金聖柱を朝鮮半島に送り込みます。


ここからが面白いんですが
日本が朝鮮を植民地としていた頃、朝鮮では日本軍と朝鮮のゲリラが戦っていました。
各地のゲリラには金日成と名乗る将軍が沢山いて、各地で活躍し、「伝説の将軍」と呼ばれていました。



ソ連軍は朝鮮統治にこの伝説を利用しようと、33歳の若き金聖柱青年を金日成という名前で朝鮮半島に送り込みます。
その後、金日成(本名:金聖柱)は北朝鮮を統治。



ようは、
スーパーマンが街で悪党を倒して大活躍していたところに
「実は…自分スーパーマンなんすよ…」って言ってでてきて、市長になっちゃうような話。




どんな漁夫の利やねん!!!









ちなみに、朝鮮半島が南北に分かれてしまったのは、日本が北緯38度線朝鮮半島を支配していたというのが理由の一つです。
日本が朝鮮半島を植民地として支配してい際に、防衛ラインの分担を北緯38度線で区切った訳です。

北側を中国大陸の旧満州にあった関東軍の司令部担当に、南側は朝鮮軍司令官の指揮下におきました。


太平洋戦争終盤に参加したソ連は関東郡と戦っている最中に日本が敗戦、
ソ連軍は関東軍の指揮下にあった地域を占領。
一方日本本土はアメリカが占領し、日本の大本営の指揮下にあった朝鮮軍司令官の担当地域はアメリカの支配下に。



そんなこんなで朝鮮半島は38度で南北が分断されてしまったんですね。
ということは、39度くらいに住んでる北朝鮮の人がいて、韓国に亡命したがってたとしたら、
「日本が北緯40度で防衛ラインを区切っていれば…ちくしょう…」なんて思ってたりするのかな。





難しい問題ですね。
結果論ですが、そういう話を聞くと、亡命を希望している北朝鮮の人たちを無下にしちゃいけないような気がしてきますよね。





僕は幸せだ。

仕事もある。
教育してもらえる。
住むところもある。
給料ももらえる。
機会が与えられる。
家族も友人もいる。


僕の所為によらぬことでこれがぶち壊されたとしたら悲劇だよね。
僕は佐賀県出身なんだけどさ。
僕が生まれてもいない頃に、昔の人たちが日本を九州と九州以外で分けてたとして、
九州だけ独裁国家社会主義国にしちゃってたとしたら…

北九州から泳いででも本州山口県下関に渡ろうとするだろうね。








今朝起きて寮のトイレ行ったら、個室が三個しかないのに
三個ともウンコ流さずに置いてあった。

俺が流した。

三個とも。



俺偉い。