どかーん   っと2013年

あけましてオメデトウございます。
本年もよろしくお願い致します皆様。


私、本日実家より大阪に戻ってまいりましたが、やはり一週間程度では友人知人のほんの一部にしか会えませんでしたね。
それでも、一緒に年末年始を過ごしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

とても楽しい時間を過ごすことができました。



それはそうと、私、帰省前までは父に、母に、祖父母に孝行をと意気込んで里帰りを敢行したわけですが
僕がやったことと言えば


毎日昼まで寝て
昼過ぎに家の食べ物をモソモソ食べて
朝まで飲みに行って
朝方家の食べ物をモソモソ食べて
昼まで寝て


上記の無限ループです。

お父さん、お母さん、じいちゃん、ばあちゃん、あんまり話さなくてゴメンナサイ。
本当はいろいろしゃべりたいことがあるんだけどなぁ。
難しいなぁ。



そうそう、実家に帰ってから父が興味深いことを話しておりました。
「なんたらかんたら〜昼休みに○○とゆうな飯店でご飯食べよったっちゃけどね〜なんたらかんたら〜」
僕はその店名を聞いて平静を装うことができませんでした。

ゆうな飯店というお店は僕の地元にある中華料理屋さんです。

ちなみにゆうな飯店の詳細は以下から飛ぶことができます。
http://loco.yahoo.co.jp/place/ad8c342487ae35ab7e08ab983f283465b856050c/




僕が高校生の頃の話。
もう10年も前の話です。

食を取る事は動物にとって生命維持のために必須の行動であり、ヒトを含む殆どの(あるいは恐らく全ての)動物においては、報酬系を介して快感をもたらし、他事より優先して行動するようプログラムされています。

食事を取る事による充足感、また美味しい物を食べる事による喜びは、精神衛生上好ましい影響を与え、多くの人に普遍的に存在する享楽の様式でもあります。

より美味な物を追求し、時に芸術として賞味し、またはその追求に情熱を傾ける。これが食を追い求めるということではなかろうか。



僕は吉村という友人と二人で世界一美味い食べ物を追い求めていました。
そう、ただただ己の欲求を満たすために。




ただ、あるとき、ひとつの疑問が湧き上がったのです。
「お金さえ掛ければ美味しい料理ができるということは至極当たり前のことなのではないか」

「希少」という観点から言えば

「金を払わされて、食えたもんじゃ無いほどマズイ料理を提供されるような店の方が希少なのではないだろうか」




「そうか!!」


それからというもの、僕と吉村は寝食を惜しんで唐津一マズイ料理を提供する店を探しました。
学校、街頭で、のべ1000人もの人間に聞き込みを重ね、何日何ヶ月もの歳月を費やしました。

しかし、これといった決定的にマズイ店は見つける事ができませんでした。
半ば諦めかけていたその時、吉村が僕にこう言ったんです。



「いつ見ても客が一人も入っていない中華料理屋がある。そこが伝説の唐津一マズイ店に間違いない」


吉村が見ていた時だけたまたまお客さんがいないというだけの可能性が大いにありましたが
とりあえず行ってみることにしました。(現に1000人にとったアンケートではその店を挙げた人は誰ひとりとしていませんでしたしね)








店内に入ると、なるほど。
確かに一人もお客さんがいない。

それほど広くはない店内には気さくな店主が一人。

メニューの中から最もマズイであろう料理を探しました。




「おにぎり丼」
初めましての料理名が僕の目に飛び込んできました。


気がつくと僕らはおにぎり丼を注文しており、程なくして初めましての対面を果たす事ができました。

焼きおにぎりの上に中華アンをかけてあるオリジナル料理のようでした。
僕らはさっそく目の前のおにぎり丼を食べ始めました。







これがですね。予想に反してびっくりするくらい美味しかったんです。
僕らはマズイ料理を食べに来たんですが、かなり旨かったんですよ。


その時以来、僕はゆうな飯店のファンになってしまって、お小遣いを使って何回かゆうな飯店におにぎり丼を食べに行ったんですよね。
もう、マズイ料理を探す金と労力があればゆうな飯店でおにぎり丼をって思ってましたね。


その後、僕はしばらく入院するんですけど
退院できた日に、僕は病院からその足でゆうな飯店におにぎり丼食べに行きましたからね。
お母さんゴメンなさい。たぶん僕の退院祝いでご飯作ってくれていたんだと思うけど。
それくらいゆうな飯店のおにぎり丼が好きだったんだよね。


ところが

僕らがお店にいったってのもそんなに回数が多いわけではないけれども
毎回、僕等以外のお客さんはいなかったわけ。



そんなある日、ゆうな飯店の前を自転車で通ると「修行に行くためしばらくお店を空けます(って書いてあったと思う)」の張り紙が。




それ以来、僕はゆうな飯店に行くことも無くなり10年が経ってしまいました。
高校を卒業し、地元を離れ、いまは約700km離れた関西の地におります。



まさかまだゆうな飯店の店名を聞くことになろうとは。
僕は非常に嬉しくなりました。

新幹線のチケットの関係上、今回の帰省では九州に留まりおにぎり丼を食べに行くことができませんでした。
次の帰郷の際には必ずゆうな飯店におにぎり丼を食べに行きます。

必ず。




それから、ゆうな飯店の関係者の方が、もしこの記事を発見し、
不快に思われた場合はコメントにて連絡ください。
すぐに記事削除致します。

それから一言。
貴店、営業されていらっしゃるという情報を聞き、高校時代を思いだし非常に懐かしく感じております。
おにぎり丼がまだ存在しているかは存じませんが、是非また来店させていただきたく。













2012年のやることリストですが
・中免取得
・バイク購入
・サックス購入
バンジージャンプ
・実弾射撃
・スカイダイビング
・ロケットランチャー撃つ
シュノーケリング
・ライオンキングを観る(劇団四季
ウィキッドを観る(劇団四季
・彼女を作る

・中免取得
・バイク購入
・サックス購入
バンジージャンプ
・実弾射撃

は達成致しました。

2013年のやることリストとしては
・ゆうな飯店でおにぎり丼を食べる
・スカイダイビング
・ロケットランチャー撃つ
シュノーケリング
・ライオンキングを観る(劇団四季
ウィキッドを観る(劇団四季
・彼女を作る

でいきたいと思います。




皆様、本年もよろしくお願い致します。


それでは皆様、お元気で。






ばいちゃ