大切な事
こんにちは、ダメサラリーマンです。
10言われて3くらいしかできておりません。ダメサラリーマンです。
そんなダメサラリーマンの僕でも盆休みをいただけました。
有難いです。実にありがたい。
そんな僕 盆休みは実家に帰りました。
実家に帰って思ったこと。
やはり実家はいい。
かなりいい。
じいちゃんの家にも行きました。
じいちゃんの家で思ったこと。
じいちゃんの家は電車も通っていない凄く田舎。
田んぼと畑しかないような所です。
じいちゃんの家に行くとじいちゃんとばあちゃんが居間で高校野球を見ていました。
ばあちゃんはノーブラにタンクトップで乳首がガン立ちしていました。
夏の風物詩です。
基本的に開けっ放しで家じゅうをデカい虫が飛び交ってました。
懐かしいですね。
もともとぼくはこのじいちゃんの家で生まれ育ちました。
幼少期は
田んぼの中に入って泥だらけになったり
家の外にツボ(🚻)があって、そこにオシッコしたり
庭の池にカニがいて、カニを茹でて食べたり
木を切り倒したり、鎌を研いで遊んだりしてました。
逞しく育っていたんです。
それがやはり田舎離れが進んでいたので
ギャップを感じるようになってしまいました。
まず思ったのは虫が家の中を飛んでいる状況に嫌悪感を感じるようになってしまっていたこと。
コップがカップ酒の容器を使っている事
冷蔵庫の中が腐ったモノで容積の半分以上を占めていること
吹きこぼれで台所がベトベトなこと
台所のテーブルの上も流しもコンロの上も得体のしれないものでガチャガチャなこと
じいちゃんとばあちゃんは何も変わってないんだけど
僕が変わってしまったんでしょう。
すごく違和感を感じてしまうのです。
僕は高校野球にもさほど興味がないため庭の池を掃除することに。
じいちゃんの家には庭に池があるんだけど、昔は鯉を飼ってたり
カニを入れて食べたりしていたんだけど今は藻が繁殖してこの状態で盆を迎えるのが不憫でしたので
年老いたじいちゃんに池の掃除はさせまいとここはひと肌脱ぐことに。
最初はホースを使って排水しようとしていましたが藻で詰まって排水できなかったため
バケツで池の外に水をブチまけることに。
そのあたりでじいちゃんが外出していく。
一時間くらいかけて4-5畳くらいの池の排水に成功。
あとはヘドロ状になった底の泥や腐葉土をスコップで掻き出すだけ。
そんな中じいちゃんが帰宅。
「池の掃除はいいから家にこい」
僕はアポなしで行ったんですけど
じいちゃんは僕に何かしてあげたくて
でも何もないから
近くの商店に行ってどら焼きを買ってきてくれてたみたい。
じいちゃんが買ってきてくれたどら焼きを食べながら
ばあちゃんが入れてくれた麦茶を飲む
もちろんコップはカップ酒の容器。
「体だけには気を付けろ」
「偉くならなくていい、人に恨まれるような人間だけにはなるな」
いつもと同じことを言い続けてました。
僕もそろそろ帰宅しようと席を立つと
「偉くならなくていいから 体だけには気を付けろよ」と一言。
ありがとう。
カボチャもらって帰りました。
じいちゃんもばあちゃんも時がゆっくり流れる世界の住民で何も変わらなくて
僕は少しずつ変わっていっていて
その中で大切なことを少なからず忘れていっていたようだ。
それを思い出させてくれたような気がしました。
頑張ろう。